あなたが内向型か外向型かは生まれた時にはすでに決まっている!ただし救いはある

スーザン・ケイン
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こんにちは!

今回は、「あなたが内向型か外向型かは生まれた時にはすでに決まっている!ただし救いはある」です。

「昔から初対面の人と接するのが苦手だけど直したい」
「自分の性格が変わるのかを知りたい」
など生まれつきの性格が変えられるのか?と悩んでいるあなたに向けて書いた記事です。

ちになみ私は、根っからの内向型ですが
所属はサッカー部だったこともあるので外向性を発揮できる人間でもあります。

 

記事を書くにあたり引用させていただいた本は、
スーザン・ケインの「内向型人間が無理せず幸せになれる唯一の方法」です。

もしあなたが内向型を自負するなら絶対に読むべき本です。
読めばわかります。

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なぜ内向型と外向型が生まれた瞬間からわかるのか?

 

多くの人は
「昔から私って〇〇な性格なんですよ」
と自分の性格特性が過去の自分と比べても変わってないことをよく知ってますよね。

では、いつから性格が変わっていないのか?
それは、赤ん坊の時から変わっていません。

自我が芽生える赤ん坊のころから人間の性格は決まっています。

 

なぜ赤ん坊のころに性格がわかるのか?
それは、内向型や外向型を決めるのは扁桃体だからです。

扁桃体とは?
脳内の感情スイッチの役割を担っており、外界からの刺激を受けるとそれを脳の他の部分へ伝え、指令を出す役割を持っています。

 

あなたがもしいじめられていたと仮定したときに
いじめと戦うのか?逃げるのか?の反応を決めていると思ってください。

テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士でマルタが言った
「キミ、逃げる?戦う?男ならはっきりする!」
は言い換えれば
「あなたは内向型?外向型?男ならはっきりする!」
といえますね。
※言えません

 

扁桃体から性格をみわける研究

 

扁桃体の刺激信号から内向型と外向型をみわけることができると紹介しました。

では、実際にどのような研究が行われたのか?

 

スーザン・ケインの「内向型人間が無理せず幸せになれる唯一の方法」では、
発達心理学者のジェローム・ケイガン教授の研究を紹介しています。

 

ケーガンは生後4か月の乳幼児を45分観察すれば、乳幼児が将来内向型に育つか外向型に育つかを予測できると考えました。

方法としては
集めた乳幼児に
「録音した音声を聞かせる」
「色鮮やかなモービルをみせる」
「先端にアルコールの匂いをしみこませた綿棒を嗅がせる」
など乳幼児にとって未知の体験をさせました。

そして乳幼児がどんな反応を示すのかを観察しました。

乳幼児はそれぞれ、
20%は足をばたつかせたり、元気よく泣いたりと「高反応」を示しました。
40%は落ち着いたままで、大きく動くこともなく「低反応」を示しました。
40%は「高反応」と「低反応」の中間的な動きをしました。

 

ケーガンは乳幼児の反応から
「高反応」を示した乳幼児は将来内向型になると予想しました。

その後ケーガンは2歳・4歳・7歳・11歳の時点で乳幼児だった被験者をよび
質問や「高反応」か「低反応」かを測るテストをしました。

 

結果
乳幼児の時に「高反応」を示したグループは思慮深く・慎重な性格に成長しました。(内向型)
乳幼児の時に「低反応」を示したグループは大らかで自信家な性格に成長しました。(外向型)

 

一般的に「高反応」を示した方が外向型に思えるかもしれませんが、
「高反応」のグループは外部の刺激に対して強い反応を示します。

初対面の人と接する時も、扁桃体が興奮し用心深く人と接するようになります。

高反応は危険信号を受け取りやすくなると考えると分かりやすいかもしれません。

バンジージャンプなどスリルをエンタメにできないのは
扁桃体が興奮し危ない=楽しくないと感じるからかもしれませんね。

生まれつきの性格は変えることができないのか?

 

生後4か月の乳幼児の時点であなたが内向型か外向型かを決められたらもう手遅れですね。
いくら親が望んでも生後4か月の間に性格を変えるなんて無理ですから。

生まれた時に決まってる性格を受け入れて生きていけるならいいのですが、
人間だれしも隣の芝が青く見えるものです。

内向型は外向型にあこがれ
外向型は内向型にあこがれます。

 

では、人間は性格を変えることができるのか?
結論を言うと、性格は変えることができます。

 

発達心理学者のジェローム・ケイガン教授も
「どんな行動も複数の要因があることを忘れてはいけない!」
と注意しています。

 

ただし、人間の性格を形作るモノの半分は遺伝子で決まります。
親によってあなたの性格は50%決まります。

では、もう50%はどうやって決まるのか?
それは、あなたの友人などの周りの環境によって決まります。

 

遺伝的に受け継いだ性格特性が消えるわけではありませんが、
一緒に過ごす時間が長い人の影響を受けたり、
生活する環境が違えば人はそれぞれ自分の環境に合った性格に変わります。

 

極端な例を出せば
狼に育てられた少女は狼のような性格になります。
実際にそういった事例もありますし。

 

あなたも経験ありませんか?
高校や大学に進学した時に、新しい友人と過ごす時間が増え
次第にあなたの価値観や性格が変わっていくことを。

 

私も基本的には根暗ボッチの独り身ですが、
サッカー部の友人となら花火(ロケット系)をしたり、野外スポーツしたり、キャンプにだって参加します。それも苦ではありません。

しかし、一方で元々持っている内向型の性格もあるので、
読書や音楽などなど独りで楽しむのも好きです。

基本的に私は「高反応」グループなので、
初対面の人は苦手ですし、絶叫マシンは絶対に乗りません。

ただ、人からは初対面でも気さくに話せる人といわれます。
※相手の見る目が悪いということは置いておいて

 

私個人的な経験でも、遺伝的に変えられない部分と
生活している環境で手に入れた部分があります。

 

もし、あなたが何かなりたい方向性があるなら
なりたいものになれる環境に身を置くのをおすすめします。

最後に

 

こんかいは、内向型と外向型が決定される要因として扁桃体の働きを紹介しました。

 

記事を読んでいる方で、
「高反応」で昔から内向型というあなたには朗報です!

スーザン・ケインの「内向型人間が無理せず幸せになれる唯一の方法」を読めば
内向型の自分に対して引け目を持つことが無くなります。

むしろ自分が内向型でよかったと安堵するかもしれません。

スーザン・ケインの「内向型人間が無理せず幸せになれる唯一の方法」は
内向型人間にとって聖書ともいえるものかもしれません。

慌てて外向型になろうとする前にスーザン・ケインの「内向型人間が無理せず幸せになれる唯一の方法」を読むことは内向型の良い面を教えてくれるおすすめの本ですよ!

 

さぁ一緒に内向型のまま人生を楽しく生きましょう!
そして、あなたがあなたのまま暮らせることを祈っています。

引用元情報
書籍名:内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法
著者:スーザン・ケイン
発売年:2020年
訳者:古草秀子
発行所:株式会社講談社
デザイン:鈴木成(デザイン室)
カバー印刷:共同印刷株式会社
印刷:豊国印刷株式会社
製本:牧製本印刷株式会社
本文データ制作:講談社デジタル製作

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