こんにちは!
今回は「あなたの意思決定の精度を上げる簡単な方法【イリイスト転職ノート】」です。
「転職しようと考えているけどいまだに決められない」
「いつも優柔不断で悩んでしまう」
そんな意思決定するのが苦手なあなたに向けて書いた記事です。
情報元は
パレオな男こと鈴木祐さんの「4021の研究データが導き出す 科学的な適職」です。
三人称視点で物事を見ることにより意思決定の精度が上がる
あなたは、自分の意思決定に自信がありますか?
我々の日常は常に選択の連続と言われるほど
意思決定の回数が多いですが、本当に自らの意思で意思決定をしている人はほんの一握りです。
実は我々の意思決定は無意識のうちにコントロールされています。
例えば、
横目で見たラーメンのCM
SNSでみた食レポ
どこかで見た転職広告
あなたがあなたの意思で決めたと思っているモノのほとんどは
誰かの思惑によって操作されえています。
そして、あなたにバイアスと言うものが生まれます。
※バイアスとは「○○こそが正義」などある一定のことに偏った思考のことです。
もし、あなたが何かのバイアスを持っていれば意思決定は上手くいきません。
ダイエットしたいのにまずは運動から始めようとするぐらい馬鹿馬鹿しいものになります。
※運動は痩せやすい体を作るもので直接的に痩せるには食事を変えるのが効果的と言われています。
そんな、あなたの中に潜むバイアスを無くすのに役立つのが
「イリイスト転職ノート」という方法です。
イリイスト転職ノートとは、
三人称視点であなたが1日に体験したことを日記として書くことです。

具体的には
①1日の終わりに自分が行った就職や転職に関する意思決定の内容を三人称で書きだす。
②日記は最低でも15分かけ、2段ぐらいは書く
というものになります。
ここでは、就職や転職に関してバイアスを取り除くために使用されていますが
あなたの目的に合わせて「就職や転職」の部分を変えて使用してみてください。
ちなにみ、イリイスト転職ノートの効果として
ウォータール大学が行った研究があります。
被験者を集め4週間上記の「イリイスト転職ノート」を書いてもらったところ
三人称の視点で物事を書いた被験者ほど
複数の視点で物事を考えられるようになり
ベストな解決策を様々な視点から考えることができるようになりました。

三人称で書くことがなぜ重要かと言うと
人間は自分のことになると途端に甘く考えたり必要以上に難しく考える傾向があります。
例えば、
友人が見るからにダメな人と付き合うとしていると止めるのにも関わらず
自分がダメな人と付き合う時は自分自身を止めることができません。
友人の時なら正しい判断ができたのにも関わらず。
なので、三人称視点で物事をとらえることは
あなたからバイアスを取り除くだけでなく
正常な判断をもたらしてくれます。
最後に
今回は意思決定の精度を上げるためのイリイスト転職ノートの方法をご紹介しました。

パレオな男こと鈴木祐さんの「科学的な適職」では
イリイスト転職ノートのようにあなたが転職を考えている時に
ほんとに転職するべきかそうでないかを知る手助けをしてくれます。
今の職場から逃げたい一心で転職しても効果は薄いとされているので
本当に転職を考えているならあなたが本当に満足する適職を探してみませんか?
↓にAmazonのリンクを貼っておくので気になる方はどうぞ。
他にも私の過去記事では「科学的な適職」についての記事も書いてるので合わせてどうぞ
あなたの意思決定からバイアスが取り除かれることを願っています。
引用元情報
書籍名:科学的な適職
著者:鈴木祐
発行年:2019
発行所:株式会社クロスメディア・パブリッシング
発行人:小早川幸一郎
発売所:株式会社インプレス
ブックデザイン:金澤浩二
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