こんにちは!
今回は「なぜ、ベンツなどの高級車をわざわざ買う人がいるのか?性能もさほど劣らず安く買える車もあるのに【帰属欲求】」です。
「お客さんが何を求めて商品を買っているのか知りたい」
「特定のブランドが好きな人がなぜ同じブランドの商品を買い続けるのかしりたい」
そんなブランドの魅力を知りたいあなたに向けて書いた記事です。
情報元は
ジョセフ・シュガーマンの「シュガーマンのマーケティング30の法則」です。
ブランド商品を買う人は機能よりも求めているものがある
あなたは特定のお気に入りブランドはありますか?
私は、Mellow prettyがお気に入りです。
まぁ私の好みなブランドは置いておいて
あなたにも何かしらごひいきにしているブランドがあるはずです。
なぜ人はブランドに惹かれるのでしょうか?
正直に言うとデザイン性・機能性どちらをとっても
高いお金を出してブランド物を買う必要はありません。
もっと安くて似たデザインで高い機能性を誇る商品もありますし。
しかし、我々は特定のブランドの商品を少し高いと知りつつも買ってしまいます。
それはなぜなのか?
答えは「帰属欲求」にあります。
帰属欲求とは、
あるグループの一員だと証明したい気持ちのことです。
例えば、
ベンツを購入している人の帰属欲求は何だと思いますか?
人によって少し変わってきますが、
大筋は「裕福で成功している」グループに入りたい欲求です。
私のお気に入りブランドMellow prettyの帰属欲求は
田村ゆかりさんのファンである王国民でいたいからです。
よく、
「あのブランドのダサいデザインでよく売れるな~」
と思われる商品も多数存在しますが
これも帰属欲求により売れる商品に変わります。
なんせ、その商品を持っていることで
購入者の帰属欲求が満たされるのですから。
逆にいくら機能性が優れていても
他ブランドの商品を手に入れたところで満足はしないでしょう。
他ブランドではその人の帰属欲求が満たされませんから。
ここまでで帰属欲求の効力はだいたい理解していただけたと思います。
友人や家族・恋人同士でブランド品の購入を無理に抑制しても効果がありません。
あなたの周りで無駄に高いブランド品を買っている人に対して
「無駄遣いはやめなよ」
と言うと逆効果になるので
なぜその人がそのブランド品を買っているのか?
どんな帰属欲求を満たそうとしているのかを知ることが
相手とあなたの話し合いの糸口になるはずです。
最後に
今回は帰属欲求についてご紹介しました。
情報元であるジョセフ・シュガーマンの「シュガーマンのマーケティング30の法則」はもともと
どうやって商品をお客さんに売るのかを知る本です。
しかし、お客さんに商品を売るのと人の心理は似ているモノがあります。
もし、あなたが少しでも誰かの気持ちに共感できるようになりたい
もしくは、誰かにモノを売れるようになりたいと考えているなら
ジョセフ・シュガーマンの「シュガーマンのマーケティング30の法則」はおすすめの本ですので
↓にAmazonのリンクを貼っておくので気になる方はどうぞ。
私の過去記事でも
シュガーマンのマーケティング30の法則を取り上げているので
↓のリンクからどうぞ。
あなたの帰属欲求が満たされることを願っています。
引用元情報
著者:ジョセフ・シュガーマン
書籍名:シュガーマンのマーケティング30の法則
発売年:2006年
監訳者:佐藤 昌弘
訳者:石原 薫
発行者:太田 宏
発行所:フォレスト出版株式会社
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