こんにちは！
今回は「もったいない病や授かり効果を緩和させる【モノを手放すテクニック】」です。
「モノが多くて部屋が片付けられない」
「自分の持っているモノを必要以上に大切だと感じる」
そんなモノを捨てることができないあなたに向けて書いた記事です。
情報元は
グレッグ・マキューンの「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」です。
モノを手放すには？
あなたは必要がなくなったモノを捨てることができますか？
多くの人はモノを捨てる前に
「何か他に使い道があるかもしれない」
「せっかく買ったのに捨てるのがもったいない」
と考えモノを捨てることができません。
実際、明らかに不必要なビニール袋や食パンの袋を止めるやつすら
取っておく人もいますし。
そんなモノが捨てられない人に共通する点が２つあります。
1つ目は「授かり効果」
2つ目は「損を嫌う」
です。
1つ目の「授かり効果」とは
自分の所有物を必要以上に価値があるものだと誤認識することです。
例えば
あなたの今持っている財布と新品の財布を交換できたとして
あなたは今の財布を手放しますか？
もちろん、新しい財布を手に入れる人もいますが
多くの場合い今の財布に愛着を持っているで交換を拒否します。
授かり効果はフリマアプリなどでも良く見られ
自分がかつて使用していたものを売りに出す際に
価値を高く見積もり市場よりも高い値段で出品したりします。
そして、価値のあるものだと思い込んでフリマアプリでモノが売れず諦める。
そんな人も大勢います。
2つ目の「損を嫌う」とは
文字通り人間は得よりも損を重たく感じます。
具体的には、
100％で50万円もらえるか
95%で100万円をもらえ5%の確率で何ももらえないか
あなたならどちらを選びますか？
多くの人はここで100%で50万円をもらう選択をします。
なぜならもし、95%を選んで結果何ももらえなかった時
100％で50万円をもらっておけばと後悔がどうしても残ります。
その結果、人間は損を回避しようとする傾向に走ります。
これは、実験内の話だけではなく
実際の生活でも見られます。
例えば、
家を出た直後にガスコンロやエアコンを消し忘れたと思い焦ることはありませんか？
そして、家に帰って確認した経験はありませんか？
家を出る前に消し忘れ、それに不安を覚え家に戻るのも一種の損失回避になります。
そして、損を嫌うということは一度お金を払って手に入れたモノを捨てる行為が難しくなります。
せっかく買ったのに捨てるなんてもったいないという考え方ですね。
もし、新品で何かを買って使い道がなかったとしたら
あなたは新品で返品もできないなら捨てよりとりあえず取っておくことを選択するはずです。
では、どうしたら授かり効果や損を嫌う人間の特性を無視してモノを捨てることができるようになるのか？
答えは簡単です。
捨てたいけど捨てれないものが出てきた時は
「この商品を持っていないとしたら改めてお金を出してまで買うのか？
もし買うならいくらぐらいまで出すのか？」
を自問自答してください。
こんな自問自答でモノが捨てられるのか不思議に思うかもしれませんが
改めて捨てたいものを客観的に判断することで
本当に必要か不必要かを見極めることができます。
もっと分かりやすくするなら
友人にアドバイスするならあなたはどうするのかを考えてみてください。
人間は自分のことになると客観的に物事を判断するのが苦手になります。
しかし、悪い恋人や悪い友人悪い会社など
第三者の視点から見れば執着する意味が無いものに執着したりします。
そんな第三者の視点を自問自答で持つことにより
本当に必要なモノと不必要なものに分けることができます。
あなたがモノを捨てられないなら一度試してみてはいかがですか？
最後に
今回は、モノが捨てられなくなる原理と捨てれるようになるテクニックをご紹介しました。
グレッグ・マキューンの「エッセンシャル思考」では、
モノが捨てられないように、
何でも大切でなんでも1番に考えている人に対して
全部を抱えるのは難しいことを教えてくれます。
仕事の優先順位がすべて1番になってしまう
あれもこれもと抱えすぎて本当に大切な本質を見失っている
そんなあなたにはグレッグ・マキューンの「エッセンシャル思考」はおすすめの本です。
↓にAmazonのリンクを貼っておくので気になる方はどうぞ。
私の過去記事でも
グレッグ・マキューンの「エッセンシャル思考」を取り上げた記事を書いているので
↓のリンクからどうぞ。
あなたが捨てられない人間から脱却できることを願っています。
引用元情報
著者：グレッグ・マキューン
タイトル：エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
発売年：2014年
訳者：高橋璃子
発行者：斎藤龍男
発行所株式会社かんき出版
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