こんばんは!
今回は「やる気が出ないを解決する「コントロール可能要因」に目を向けてみる」です。
「なにかをはじめても最後まで続かない」
「やりたいことがあっても無気力になってしまう」
そんなやる気の出ないあなたに向けて書いた記事です。
情報元は
ハイディ・グラント・ハルバーソンの「やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学」です。
やる気を高める「コントロール可能要因」
あなたは、仕事でも勉強でも、趣味でも何かをやり始める時に時間のかかるタイプですか?
ほとんどの人が何かを始めるのはすぐに出きると答えますが、
実際は、動画をみたりスマホアプリを開いたりしてすぐに行動ができない人が多いです。

なぜ、やりたいことなのにすぐに行動できないのか?
それは、やりたい事に労力がかかると思っているからです。
例えば、
旅行にいきたいのにホテルの予約を先送りにしている人がいますよね。
ホテルは早めに予約した方が良いことをしっているのに
しかし、多くの人はホテルを検索して旅行プランをたてて値段相応のホテルを見つける事を大変なことだと思っています。
結果、安いもしくは立地の良いホテルの予約がとれずに旅行当日しんどい思いをしてしまいます。
我々は、やるべきと頭ではわかっていても
先延ばしをしてしまう愚かさを持っています。
先延ばしに関しては、
人間はできるだけ労力を使わず楽したいという脳のメカニズムが存在するので仕方がないことです。
しかし、先延ばしの癖がついてしまうと
ホテルの例のようにあなたは損してしまう可能性があります。
では、先延ばしを解決するにはどうすればいいのか?
それは、「コントロール可能要因」を思い出すことです。
「コントロール可能要因」とは、
過去に自分が努力したことや計画したことによって達成できた出来事を指します。
例えば、
過去に旅行に行った時に
早めに旅行の計画をたてることができたから
安くてサービスの良いホテルが予約でき
出費が抑えれたから晩御飯が豪華になった
などあなたの努力によって良い結果が出たものが「コントロール可能要因」です。
ではなぜ、
「コントロール可能要因」が先延ばしに効くのか?
それは、人間は過去に成功したことに対して自信を持つからです。
料理やスポーツなどでも
1度成功したものを自信をもち自分の十八番にするように
あなたの行動も同じで、
過去に計画をたてたり努力して成功しているならば
今回も同じようにすれば成功でできると解釈されます。
過去にできたことを繰り返すだけなので労力はそれほどかからずにできると解釈して行動に移すことができます。
まとめると、
過去に努力や計画を立てて上手くいった体験を思い出せれば
次にやろうとしていることも同じように
努力や計画を立てて行動できるようになる
ということです。

最後に
今回はやる気の出し方として「コントロール可能要因」に目を向けることをご紹介しました。
情報元として使用した
ハイディ・グラント・ハルバーソンの
「やる気が上がる8つのスイッチ」では
さらにあなたの性格タイプから個別のやる気の上げ方が紹介されているので
あなたに合ったやる気の上げかたをしりたい人は是非読んでみることをおすすめします。
私の過去記事でもやる気の上げかたについて書いてるので↓のリンクから合わせて読んでみてください。
あなたが先延ばしにして後悔しないことを願っています。
引用元情報
著者:ハイディ・グラント・ハルバーソン
タイトル:やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学の成功の科学
発売年:2017年
訳者:林田レジリ浩文
発行所:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
コメント