こんばんは!
今回は「インセンティブ(金銭的報酬)を出してもあなたの思い通りに動かない理由」です。
「お金を出しているのに思った通りに動いてくれない」
「子供にお小遣いを渡しても勉強が進まない」
などインセンティブを行動についてあまり知らないあなたに向けて書いた記事です。
情報元は
スティーヴン・レヴィットとスティーヴン・ダブナーの
「0ベース思考 どんな難問もシンプルに解決できる」です。
インセンティブを悪用する人は必ず出てくる
あなたはインセンティブ(金銭的報酬)と引き換えなら真面目に働きますか?
多くの人は真面目に働くと答えるでしょう。
しかし、実際の仕事ではどうですか?
サボったりしてませんか?
サボったりしますよね。
最近では、飲食系の配達員が食べ物を盗むなんて話もあるぐらいです。
そう、いくら依頼側がまじめに報酬を支払おうと
裏をかいて不正を働く人は必ず出てきます。
あなたは「コブラ事件」というのをご存じですか?
「コブラ事件」とは、
イギリスの領土デリーでコブラが大量発生しコブラを討伐することで報酬を与える仕組みが生まれました。
あなたがコブラを討伐して報酬を受け取る際真面目にコブラ討伐を行いますか?
実際にコブラの討伐が行われ報酬も支払われ順調にいっていると思われました。
しかし、コブラの数が減らなかったのです。
なぜなら、報酬を目当てにした人がコブラの養殖を始め
自分で養殖したコブラを討伐して報酬を得てその報酬でまたコブラを増やし討伐するという
お金のサイクルを作っていたからです。
いや~上手いこと考えるもんですね。
「コブラ事件」から学べることは
インセンティブ(金銭的報酬)を与えたからといって
あなたの思惑通りに動いてくれるとは限らないとうことです。
インセンティブを出すときに気を付ける6つの項目
「コブラ事件」の二の舞にならないよに何を気を付けてインセンティブを出す必要があるのでしょう?
それは、インセンティブを出す依頼側と受け取る側の協調関係を意識することです。
1言に協調関係と言っても伝わらないと思うので
具体的に6つの項目を守ってもらえば大丈夫です。
1つ目:あての本当に関心を持っていることを突き止める
2つ目:相手に価値があり自分には価値の低いものをインセンティブに設定する
3つ目:相手の反応を見て「びっくり」「がっかり」の反応で別のインセンティブを試す
4つ目:相手との敵対関係にならないようにする
5つ目:正しいからという理由で相手が納得すると思ってはいけない
6つ目:インセンティブを悪用する人は必ず出てくるのでその時は相手の創意工夫に拍手を送る
以上6つの項目を守っていただければ
インセンティブを出して最悪の結果に終わることが少なくなるはずです。
インセンティブを正しく使う方法として
最近では
「入社祝い金に10万円支払いますよ」
という企業もありますが
本当は
「入社を辞退すれば10万円支払いますよ」
という企業の方が正しいと
今のあなたなら理解してもらえるはずです。
もし、
「なぜ入社祝いではなく辞退に10万円支払うのかわからない」
という方はスティーヴン・レヴィットとスティーブン・ダブナーの
「0ベース思考 どんな難問もシンプルに解決できる」を読んでみてください。
あなたの考え方を180度変えてくれますよ
↓にAmazonのリンクを貼っておくので答えが気になる方はどうぞ
最後に
今回は正しくインセンティブを支払うにはどうすればいいのかについてご紹介しました。
私の過去記事では様々な日常の悩みについて書いてるのよ良ければ
↓のリンクから読んでみてください。
きっとあなたの日常生活の手助けになると思います。
あなたが出すインセンティブを悪用されないことを願っています。
引用元情報
タイトル:0ベース思考 どんな難問もシンプルに解決できる
著者:スティーヴン・レヴィット/スティーブン・ダブナー
発売年:2015年
訳者:櫻井祐子
発行所:ダイヤモンド社
コメント