ネット上での信頼は簡単に作ることができるので不用意に信用してはいけない【類似性】

デイヴィッド・デステノ
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こんにちは!

今回は「ネット上での信頼は簡単に作ることができるので不用意に信用してはいけない【類似性】」です。

「Twitterで知り合った人は同じ趣味だし信頼できる」
「マッチングアプリで会ったことはないけど信頼はしている」

そんなネット上で抱いてしまう類似性の罠をしらないあなたに向けて書いた記事です。

 

情報元は
デイヴィッド・デステノの「信頼はなぜ裏切られるのか 無意識の科学が明かす真実」です。

 

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ネット上での信頼の作り方

 

あなたは、TwitterやVR空間などどんな人に対して相手を信頼しやすいですか?

 

多くの人は無意識で信頼できると感じていますが
多くの場合あなたと類似性がある人に対して信頼を持ちやすいことがわかっています。

例えば、
Twitterでは同じ趣味で趣味に対しての姿勢が同じだったり
同じ作品が好きで同じ推しがいたりなど
いわゆる「○○好きに悪い人はいない」と思ってしますケースや

あなたと同じアイコンやアバターを使ている人に対して
親近感を覚えるケースもあります。

 

これは、類似性と呼ばれるもので
自分と似た人に信頼や親近感を持ちやすい傾向です。

余談ですが、アバターの見た目を変えれば
あなたが相手に与えたい印象すら操作することができます。

 

さて、ネット上での類似性に対して何が危険なのか?
それは、あなたに合わせて相手が類似性を作れるということです。

 

例えば、あなたに近づきたい人がいたとして
あなたが全く興味の無い趣味や仕事をしている人なら何も思わないと思いますが、

あなたと似たような趣味の投稿をしていてあなたと考え方が近かった場合
Twitterなどでフォローされればついついフォローバックしてしまいませんか?

 

この時点で相手の類似性を用いた行動に操られてしまっています。

 

現実世界では、類似性を出すことはかなり難しいです。
ある程度名前とSNSが判明している人なら類似性を出せますが
ほとんどの人が何を考え本当はどんな趣味を持っているのかすらわかりません。

しかし、ネット上では別です。
あなたの好きなモノや考え方はあなた次第ですが筒抜けです。

 

たまにTwitterで知り合った同じ趣味の人とオフ会で出会ったら痛い目を見た。
なんて話聞きますよね。

多くの人は
「危険な人だとTwitterのやりとりで気づかない時点でバカだ」
と言いますが

本人からしたら、本当に信頼していた人物に裏切られることと同じように
相手のことを信頼していたはずです。

一度も会ったことが無い状態だとしても。

 

まぁ結論を言いますと
ネット上ではあなたのことを色々調べることがでいるので
不用意に似た人に信頼を抱いて裏切られないようにしましょうということです。

最近はVR空間のアバターすら好きなように構築できるのでより危険です。

 

信頼性に関してより詳しく知りたい方は
デイヴィッド・デステノの「信頼はなぜ裏切られるのか 無意識の科学が明かす真実」を読んでみてください。

選挙の投票ですら類似性に動かされている事実は驚愕ですよ。

↓にAmazonのリンクを貼っておくので気になる方はどうぞ。

最後に

 

今回は、類似性からくる信頼の危険性についてご紹介しました。

 

私の過去記事では信頼性に関して色々書いてるので
↓のリンクからどうぞ。

信頼していた人から裏切られるタイミング」  

あなたが悪意のある人間に信頼を抱かないことを願っています。

 

引用元情報
著者:デイヴィッド・デステノ
書籍名:信頼はなぜ裏切られるのか 無意識の科学が明かす真実
発行年:2015年
訳者:寺町朋子
発行者:中村幸慈
発行所:株式会社白揚社
装幀:尾崎文彦(株式会社トンプウ)

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