こんにちは!
今回はアダム・グラントの「GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代」より、
成功をしている【ギバー】が大切にしている4つのことを紹介します。
「人から好かれる人間になりたい」
「今よりももっと成果を出したい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
「GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代」は
【アマゾンUS(リーダーシップ部門)】で第1位を獲得するほどの本です。
あなたがこのまま記事を読み進めると多少のネタバレになってしまうでしょう。
映画等と一緒で初見で見て体験する驚きは1度しかありません!
なので、先に「GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代」を読みたい方は
下のAmazonのリンクから購入し読んでから記事を読んでください!
そもそも【ギバー】ってどんな性格?
当たり前のように【ギバー】という言葉を使っていましたが、
「GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代」を読んでいないと
「【ギバー】ってどんな性格なの?」
と疑問に持つ方も多いでしょう。
なので、簡単に【ギバー】という性格を紹介します。
【ギバー】とは?
「GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代」の著者「アダム・グラント」が
人間の思考と行動を3種類に分けた内の1つです。
【ギバー】=人に惜しみなく与える人
と定義されています。
ちなみに、「アダム・グラント」が定義した他の2つの性格には、
【テイカー】=真っ先に自分の利益を優先させる人
【マッチャ―】=損得のバランスを考える人
が存在します。
【ギバー】【テイカー】【マッチャ―】についての解説は前回の記事に書いてるので、
気になる方は下のURLから飛んで読んでみて下さい。
「仲間から慕われ・最も成功しやすい性格とは?」→ https://hiroki-library.com/?p=312
【ギバー】が行っている4つの行動とは?
世の中で1番得をしている【ギバー】が行っている行動はこの4つです!
- 人脈づくり
- 協力
- 人に対する評価
- 影響力
「言葉だけ紹介されてもわからないよ……….」
と思っているあなたのためにしっかり解説させていただきます。
人脈づくり
【1.人脈づくり】
・新しく知り合った人びとと関係をつちかい、
以前からつき合いのある人びととの結びつきを強めるための画期的なアプローチ。
【ギバー】は新しい関係も古い関係も大切にします。
「そんなの当たり前じゃないか誰でもやってるよ」
と思われるかもしれませんが、
【ギバー】が行う人脈づくりは普通の人とは違います。
なぜなら【ギバー】は、損得勘定を抜きにして人脈づくりをするからです。
「人脈づくりは自分が有利になるために」
「あの人と仲良くするのは見返りがあるから」
と考えて人づき合いをしていませんか?
友人関係でも恋人関係でも同じです。
「一緒にいると楽しいから仲良くしている」
多くの人が同じように答えるのであなたが特別悪いわけではありません。
しかし、【ギバー】の考え方は少し違います。
もし、関係を持った相手が自分に害を与える人間でも関係を大切にします。
協力
【2.協力】
・同僚と協力して業績をあげ、
彼らの尊敬を得られるような働き方。
成功するうえで協力するのは当たり前ですよね?
仕事に置き換えるとなおさら、1人で出せる力には限界がありますよね?
さてここで質問です。
あなたは同僚と協力できていますか?
「もちろん同僚と協力してるし仲も良いよ」
と答えたあなたにさらに質問です。
あなたは同僚と同じ仕事をしていたのにもかかわらず、
同僚だけが上司に評価されるのを目撃しても同僚と協力し仕事ができますか?
【ギバー】ならできます。
たとえ自分だけが評価されなくても、
協力した同僚が評価されるのに対して「おめでとう」と言うことができます。
人に対する評価
【3.人に対する評価】
・才能を見極めてそれを伸ばし、
最高の結果を引き出すための実用的なテクニック。
あなたは仕事でパートナーを探してくださいと言われたら
どんな基準でパートナーを選びますか?
「そんなの、仕事で役に立つ能力や才能を持っている人を選ぶよ」
と考えませんでしたか?
しかし、【ギバー】は違う考え方をします。
【ギバー】はパートナーを選ぶとき、能力や才能を見ることはしません。
なぜなら、人が才能を伸ばすきっかけになるは、ヤル気だと知っているからです。
いくら能力や才能を持っていたところで人間は、
嫌いなことには能力も才能も発揮できませんよね。
影響力
【4.影響力】
・相手に自分のアイデアや関心ごとを支持してもらえるようなプレゼンテーション、
販売、説得、交渉をするための斬新な手法。
【ギバー】にとって影響力はとても大切な自己防衛手段になります。
なぜなら、【ギバー】は人に利用されやすいからです。
【ギバー】は人に惜しみなく与える性格なので、
人によっては【ギバー】を使いやすく利用できる人間を考える人もいます。
あなたが嫌な仕事を喜んで引き受けてくれる人は
あなたにとって都合のいい人間ではありませんか?
そんな、悪い考えに【ギバー】は付け込まれやすいんです。
だからこそ、【ギバー】に影響力が欠かせません。
周囲から利用される【ギバー】ではなく、
周囲から一目置かれる【ギバー】になる必要があります。
最後に
今回は、もっとも得をする性格の【ギバー】が行う4つの行動として、
「人脈づくり」「協力」「人に対する評価」「影響力」
をご紹介しました。
「4つの行動はわかったからもっと詳しく知りたい」
「具体的に何をすればいいのかわからない」
を思った方は是非「GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代」を読んで下さい。
記事を呼んでもっと知りたいと思ったあなたなら
「GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代」を購入しても損はしないです。
なぜなら、既にあなたは【ギバー】になりたいと思っているからです。
私の書く記事の読者には
本を読んで色々な知識と本を読む楽しさを付けてほしい
という願いを込めて書いています。
なので、本の内容を全て要約し解説することはしません。
面白いトピックスを選びあなたに本の魅力を伝えたい一心で書いています。
なので、ここから先の知識を得るかどうかはあなたの自由です。

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 [ アダム・グラント ]
著者:アダム・グラント
書籍名:GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代
発売年:2012年
監訳者:楠木建
発行者:押鐘太陽
発行所:株式会社三笠書房
印刷:誠宏印刷
製本:若林製本工場
カバーデザイン:三笠書房装幀室
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