こんにちは!
今回は、「実は、収入や不幸と人生の満足感は綺麗な比例関係にならないことが判明!!」です。
「収入が低いから人生が楽しくない」
「人生に不幸なことが多いから人生に満足できない」
そんな人生の満足が何から生まれるのかを知らないあなたのために書いた記事です。
ちなみに私は、収入も低ければ自分は不幸だとも思っていますが
人生には満足してますよ。今死んでもいいぐらいには。
人生を満足させる5つの項目
あなたは、人生の満足感を高めるモノが何か知っていますか?
人によっては酒・金・女と答えるかもしれませんが、
心理学的に人生の満足感を高める5つの項目が発表されています。
人生の満足感を高める5つの項目は
ペンシルベニア大学のポジティブ心理学センター理事長の
マーティン・セリグマンが提唱しているもので、
①前向きな感情(positive emotion)
②社会への積極的な関与(Engagement)
③良好な人間関係(positive relationship)
④生きる意味と目的(Meaning and purpose)
⑤目的の達成(Accomplishment)
5つの頭文字をとって「PEPMA」と呼ばれています。
「PEPMA」を見ると
「お金は大切ではないのか?」とよく聞かれますが
収入と人生の満足には比例関係はありません。
もちろん、収入は人生の満足に関して一定の手助けはしてくれます。
しかし、収入がもたらす人生の満足は生活に必要な収入があれば
年収300万円でも、年収1,000万円でも人生の満足はほとんどかわりません。
世の中には年収200万円でも人生に満足していると答える人もいれば
年収1,000万円を超えても人生に満足できない人がいます。
なんなら、宝くじで億単位の金額を当選した人ですら
日常生活の楽しみ(食事などの些細な楽しみ)が薄れて
次第に生活の中での楽しみが減っていき人生に満足できなくなることもあります。
ちなみに不幸と人生の満足感の相関関係もさほど大きくありません。
不幸=人生に満足できないと考えられていますが
相関係数はr=0.35しかありません。
いかに不幸にとらわれずに「PEPMA」を追求するのが人生の満足につながります。
次からは「PEPMA」を個別にご紹介していきます。
①前向きな感情(positive emotion)
人生の満足感を高める「PEPMA」の1つ目は「①前向きな感情(positive emotion)」です。
前向きな感情と聞くと
「できる!できる!おれは幸せだ!」
みたいな自己啓発のセミナーみたいに考える人がいますが
別ものなので安心してください。
前向きな感情とは、つまり
成長マインドセットと思ってください。
※成長マインドセットとは、自分は変われる・他人の評価ではなく自己磨きのために行動する思考です。
成長マインドセットを持っている人と成長マインドセットを持っていない人では
大きく違ってくることがあります。
それは、難しいと感じても粘り強くやり遂げる力があることです。
ただのポジティブは、
目標達成した未来の自分にワクワクして夢を見ます。
しかし、未来の自分と今の自分にある差に気づき
未来と今をつなぐ道が見えなくなりあきらめてしまします。
※道が見えていても困難であったりもする。
ただし、成長マインドセットを持っている人は
目標のために何をすればいいのかを理解しています。
そして何より、失敗を恐れず失敗から方向修正する力を持っています。
ここで大切なのは、前向きな感情(positive emotion)は
ただガムシャラなポジティブシンキングではなく
成長マインドセットを持って困難をも楽しむ前向きな感情が重要ということです。
②社会への積極的な関与(Engagement)
人生の満足感を高める「PEPMA」の2つ目は「②社会への積極的な関与(Engagement)」です。
あなたもご存じの通り、
社会とのつながりが大切なのは言うまでもありません。
仕事でモチベーションを高めるにも
自分の仕事が社会にどのような影響を与えているのかを知ることにもつながります。
ある募金団体を調べた調査によれば、
募金の目的である人(難民救助なら難民の人)と接した方が
募金活動で集めてくる寄付金の金額が多かったという研究もあります。
人生の満足感に関しても、
自分は社会にどれぐらい貢献できているのか?
どれだけ多くの人とつながりを持っているのか?
が自分の人生を肯定してくれるものになっているんですね。
③良好な人間関係(positive relationship)
人生の満足感を高める「PEPMA」の3つ目は「③良好な人間関係(positive relationship)」です。
良好な人間関係は特に重要です。
親しい友人がいる人とそうでない人を比べると寿命に差が出るほど人生を左右します。
ただし、良好な人間関係を必要としない人もいます。
それは、「天才」です。
天才は人とのつながりよりも目標の達成に注意が向いているので
良好な人間関係を作る暇があるなら困難な問題にチャレンジして解決する方が
人生の満足度を高めます。
しかし、人間の多くは「天才」ではありません。
あなたが思っている天才も良好な人間関係が必要な側の人間です。
良好な人間関係を気づくために嫌々飲み会に参加する必要はありませんが
あなたが本当の意味で気を許せて何でも話し合える関係の友人がいれば
人生の満足感やあなたの寿命も延びるはずです。
④生きる意味と目的(Meaning and purpose)
人生の満足感を高める「PEPMA」の4つ目は「④生きる意味と目的(Meaning and purpose)」です。
生きる意味を知るRPGことテイルズオブジアビスをプレイしたことのある方なら分かると思いますが
生きる意味そして目的はあなたを動かす原動力になります。
何気ない日常生活の場面、
朝起きて布団から出るという行為でも
明確に生きる意味や目的を持っている人は今日何をするかを明確に理解しているので
布団から出れないということはありません。
しかし、生きる意味や目的を持ってない人は今日のスケジュールは基本的にからっぽです
※人と約束があっても寝過ごす人もいるぐらいです。
何も予定が無いから布団にくるまってても何も損はしないから
欲望のままに布団にくるまり続けます。
もちろん、最終的には目標や目的を持っている人は一日を満足に過ごし
目標や目的を持っていない人は1日の終わりに後悔をします。
あんたは、生きる意味や目的を持っていますか?
生きる意味や目的は大層なものでなくてもかまいません。
私のように田村ゆかりさんが生きる意味であり
田村ゆかりさんのツアーやイベントに参加することが人生の目的になっている人もいます。
そのために、ツアー先でも仕事をできる環境を作る。
ツアーの日程に合わせて自由に時間が調整できる。
ツアー先で物販やご当地の食べ物が食べれるぐらいの収入を得る
そのためには何をすればいいのか?
どうすれば目標を達成できるのか?
を常に考え行動しています。
心無い人には気持ち悪いと言われるかもしれませんが
これが私の原動力です。
あなたにもありませんか?
あなただけの人生を満足にさせる原動力が。
⑤目的の達成(Accomplishment)
人生の満足感を高める「PEPMA」の5つ目は「⑤目的の達成(Accomplishment)」です。
①~④までも人生を満足に高めるモノは持つことを中心に話しましたが
最後は達成が必要になります。
あなたも経験があると思いますが、
できなかったことができるようになった時の快感はとてつもなく人生を満足にさせてくれませんでしたか?
目的の達成はゲームでも簡単に手に入れることができます。
私のプレイしているテイルズオブクレストリアの「ファントムタワー」「超絶戦」
というものはゲーム内における最高難易度のクエストです。
最高難易度のクエストをクリアするために
手持ちのキャラでどうすればを試行錯誤を繰り返しようやくクリアできる
※無課金です。
その時に目的の達成を感じることができます。
イメージしやすいゲームで話しましたが、
先ほどご紹介した私の生きる意味や目的の田村ゆかりさん関連に参加するための
環境を整え収入も手に入り
実際に自由にイベントに参加できるようになったとき
私は私自身の人生に満足感を覚えるでしょう。
そして、次の目標を設定し旅に出ます。
あなたもあなた自身の生きる意味や目的を決めたなら
目的達成を目指してみませんか?
一日布団にくるまるのも休養と言えますが
活発に行動することも積極的な休養と言いますよ
最後に
今回は人生の満足感を高める「PEPMA」についてご紹介しました。
最後に記事を書くにあたり引用させていただいた
ジョン・ブロックマンの「天才科学者はこう考える」をおすすめしたいところですが
人生の満足感を高める方法が書いてあるというよりかは
いろいろな天才のコラムが書いてあり
天才の視点から成果はどう見えるのかが書いてあります。
あなたが自身の視野を広げたいと考えているなら「天才科学者はこう考える」はおすすめの本です。
しかし、目標達成のために何か行動したいと考えているなら
ハイディ・グラント・ハルバーソンの「やり抜く人の9つの習慣」と「やる気が上がる8つのスイッチ」をお勧めします。
ハイディ・グラント・ハルバーソンの本は人間が何に動かされ
どうすればやる気を出せるかを丁寧に書いてくれた本なので
三日坊主になってしまいがちな人にはおすすめです。
あなたが、人生の満足感を高めることができることを願っています。
引用元情報
編者:ジョン・ブロックマン
訳者:夏目大 花塚恵
発行年:2020年
発行所:ダイヤモンド社
装丁デザイン:竹内雄二
装丁画像:Paul Campbelll/iStock
本文・図版デザイン・DTP:松好那名
製作進行:ダイヤモンド・グラフィック社
印刷:信毎書籍印刷(本文)・新藤慶昌堂(カバー)
製本:川島製本所
編集協力:野口孝之
編集担当:上村晃大
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