こんにちは!
今回はアダム・グラントの「ORIGINALS」の第2回目です!
成功するためには大きなリスクを冒す必要がある!
なんて話があると思いますが、実はこれ嘘です。
これから起業を考えているあなた
リスクを冒さないと何かできないと考えているあなたには必見です!
前回の記事をまだ読まれていない方は是非そちらも合わせて読んでみて下さい。
「あなたが今使用している「ブラウザ」からわかる〇〇のこと→ https://hiroki-library.com/?p=208
成功する起業家は何をしているのか?
大きな成功を得るにはリスクを冒せ!
私が成功した理由はリスクを冒して利益を得たからだ!
なんて言う人がいますが、鵜呑みにしてはいけませんよ。
成功している人は次のように考えている人が多いです。
ある分野で危険な行動をとろうとするのなら、別の分野では慎重に行動することによって全体的なリスクのレベルを弱めようとするのだ。
p44 PART1 変化を生み出す「創造的破壊」
これは、投資に例えると分かりやすいかと思います。
起業家は人前やインタビューでは美談として話すことが多いように感じるので、自分が保険をかけていた話や実は消極的に動いていたことを話さず成功したことだけを大きく取り上げて話します。
もしあなたが起業するなら失敗した時の保険をかけないわけがないでしょ?
有名な話で紹介すると、Nikeの創業者はNikeを副業で行いつつ7年間も会計士としても本業も行っていました。
世界的に有名なNikeの創業者ですら、Nikeが軌道に乗り始めNike一本で食べていけると確信するまで本業をこなしています。
私の周りにも多くいましたが、日本人の多くが起業するなら本業を辞めて起業に専念しなければいけないと思い込んでいる人が多く見受けられます。
しかし本当に大切なのは、リスクを冒して失敗しても大丈夫なように保険をかけておくことです。
いきなり仕事を辞めて起業に専念するのもいいかもしれませんが、成功するかわからない。
収入が無い不安に駆られ貯金残高とにらめっこしながら起業するのでは良いアイデアが出るはずもなく、お金が欲しいあまり悪徳な業者に騙される可能性も増えるかもしれません。
「ORIGINALS」では、
ある分野において安心感があると、別の分野でオリジナリティを発揮する自由が生まれるというメリットがあるとも紹介されています。
アイデアの生み出し方の本を読んでいる人なら知っていると思いますが、良いアイデアは情報収集・温め・見直しの期間が必要です。
もし、なんの保険もなく起業したのなら充分な情報収取を行う時間が無いかもしれません。
アイデアが出てくるのが待ちきれず倒産するかもしれません。
アイデアが思いついてもじっくり考察する時間が無くありきたりなアイデアを斬新なアイデアと勘違いし失敗に終わるかもしれません。
なので、最後にもう一度
あなたが、リスクを冒さないといけない場面が出てくるでしょう。
それでも忘れないでください「保険」をかけリスクを冒し失敗した場合でも大丈夫なようにしておくことを。
最後に
今回は、成功する起業家はリスクを冒すは嘘ということで実はリスクと対照的に保険をかけ失敗した時の対策も行っていたでした。
現代、会社勤めが嫌になりブロガーやYouTuberになろうなんて考える人も居るかもしれませんが本業を辞めるのは副業が成功してある程度お金を稼げるようになってからでも遅くありませんよ。
ブログでもYouTubeでも毎日投稿しても長年続けている人でも再生回数が少ない登録者が少ないなんてざらにありますから。
もしかしたら、成功した人は副業が失敗しても問題ないから自由に長い期間かけて人を集め注目されるようになったのかもしれませんね。
ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 [ アダム・グラント ]
引用元情報
著者:アダム・グラント
書籍名:ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代
発売年:2016年
解説:シェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO)
監訳:楠木建
発行者:押鐘太陽
発行所:株式会社三笠書房
カバーデザイン:三笠書房装幀室
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