こんにちは!
今回は鈴木祐の「ヤバい集中力」より集中力を上げるためのカフェインの取り方です。
「ヤバい集中力」ではノーベル賞研究を応用した今すぐ集中力を320%上げる方法を紹介している名著です。
コーヒーやエナジードリンクを飲んでもいまいち効果が無い
簡単に集中力を上げたい方には是非おススメです。
カフェインのメリット
あなたはカフェインのメリットを正確に把握していますか?
例えば、
カフェインはどの程度量が必要なのか?
客観的に見てどのくらい集中力が上がるのか?
たまに、エナジードリンクを飲んでも集中力が上がらないと感じるのは正しいカフェインの摂取量を知らないからです。
エナジードリンク系は色々入っているエキスではなく、カフェインが覚醒作用をもたらしてくれているのにも関わらず、大切なカフェインの量が足りない場合があります。
なので、もしエナジードリンク系を飲まれるならカフェインの量を見てから購入してみて下さい。
さて、それではカフェインの本当のメリットを「ヤバい集中力」より引用してご紹介します。
・150~200mgのカフェインを飲むと約30分で疲労感がやわらぎ、注意力の維持時間が向上する
p051 第1章 餌を与える ~脳の馬力を高めるサプリと食事法~
・カフェインの集中力アップ効果は、ベースラインから5%前後だと思われる
カフェイン150~200mgと言われてもいまいちピンとこないと思うので
サントリーのBOSSを参考にして考えてみます。
「ボス 無糖 ブラック」→ https://products.suntory.co.jp/softdrink/ingredient.html
こちらを参考にすると、容量が185gに対して、100g当たりのカフェインの量は約50mgです。
カフェインの量を150~200mgを摂取しようと考えると、容量が185gの「ボス 無糖 ブラック」を2本飲まないとカフェインを基準量摂取できません。
※容量185gは自動販売機に売っている小さい缶一本分
どうですか?
いままでコーヒーでなかなか集中力や目覚めが悪いと感じていたのは単純にカフェインの量が少ないことに気付けました?
カフェインの必要量を知らないとせっかくコーヒーやエナジードリンク系を飲んでも効果が出ないことがあるので要注意してください。
そしてもう1つ、カフェインが効き始めるのは30分~です。
コーヒーやエナジードリンク系を飲んで即座に作業を始めるのではなく効き始める30分間はゆっくり休憩にしてみてはいかがですか?
最近はやりでは、カフェインを摂取して昼寝を20分を行う。
こうすることによってカフェインが効き始め集中力が上がるタイミングで仕事が開始できます。
ちなみに、昼寝が30分ではなく20分なのは
20分以上寝ると本格的な睡眠に移行するのでその前に起きるために昼寝の時間は20分です。
そしてカフェインの客観的な効力が5%である。
これに対してそんなに集中力が上がらないと思ったあなたに聞いて欲しい話があります。
詳しい研究内容は飛ばしますが、「ヤバい集中力」で紹介している内容では集中力が5%上がればチェスでの勝率が6~8%もアップしました。
これは世界ランキングで例えると、
世界ランキング5000位が世界ランキング3000位まで上昇するのに匹敵します。
カフェインを正しく摂取するだけでこれだけ結果が変わるなら試す価値はあるのではないですか?
少なくても、大事なプレゼン・試合・試験等々日頃より一層集中力が必要な場面では試してみ下さい!
最後に
今回は、本当に効果があるカフェインの取り方として「150~200mg摂取する」「集中力は5%上がる」でした。
思ったより長く書いてしまったので、
カフェインの飲み方を変えるだけで覚醒作用が劇的に変わる5つの方法はまた次回に回します。
「ヤバい集中力」ではカフェインだけではなく
食べ物、報酬系、ルーティン、セルフイメージ、マインドフルネス、ストレスと様々な視点から集中力についてアプローチをしています。
カフェインでダメなら「ヤバい集中力」を読んで是非あなたに合った集中力の上げ方・維持の方法を取り入れてみてください。
あなたが信じている集中力を上げる方法があなたに効き目がなかった時きっと助けになってくれるでしょう。

ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45 [ 鈴木 祐 ]
引用元情報
著者:鈴木祐
書籍名:ヤバい集中力 1日ブ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45
発売年:2019年
発行者:小川淳
発行所:SBクリエイティブ株式会社
ブックデザイン:金澤浩二
DTP/図版制作:荒木香樹
カバーイラスト:牛木匡憲
編集担当:長谷川諒
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