こんばんは!
今回は「社会的証明の考え方をもって発言してほしい!」です。
「大人数をまとめている」
「何かの代表である」
そんな大人数に影響を与えるあなたに向けて書いた記事です。
情報元は
ロバー・B・チャルディーニの「影響力の武器」です。
あなたの与える影響の範囲は大きい
あなたは社会的証明と聞いてどんなものかご存じですか?
簡単にいえば、
赤信号みんなで渡れば怖くない
のように大勢の行っている行動が正しいとおもうことです。
では、なぜ大勢をまとめる人が社会的証明にたいして慎重に行動や言動を選ばなければいけないのか?
それは、まとめる人の行動=正しい行動だと勘違いする人が多いからです。

実際に放送業界では自殺の詳しい報道ってしないですよね?
なぜだか知ってますか?
自殺の具体的な方法を報道すると自殺者が増える傾向にあるからです。
社会的証明にのっとり
テレビで自殺が報道される
↓
自殺しようか悩んでいる人がみる
↓
自殺をしても良いんだ・救いになると思い込んでしまう
↓
自殺する
のような流れで、
テレビで見た自殺の報道によって
自分も自殺で救われるとおもってしまうんですね。
これを大勢をまとめる人も同じで
代表やトップの人がとある商品を悪く言う
○○の活動は止める
のように宣言してしまえば・・・
そうです、
代表の回りの人も代表がそうおもうなら
きっと正しいのだと思い込んでしまいます。
そして、代表やその信者の人に伝染すれば
一般の人も信者の反応を見て考え方を変えるでしょう。
中には自分で考え意志決定する人もいますが、
大多数の人間は誰かからの影響を色濃く受けま。
というのも、
脳の負荷を下げるために
できるだけ自動的に判断するように
脳ができてるので人間的にしかたのない現象です。
まぁなんで代表の人はくれぐれも慎重に行動をとった方が良いですよって話です
回りを気にしない唯我独尊なら別にかまわないんですけどね。

最後に
今回は社会的証明と代表やトップの行動と結びつけてご紹介しました。
今回のような人間の無意識に怒る意志決定については是非ロバート・B・チャルディーニさんの「影響力の武器」を読んでみてください。
私の過去記事でも「影響力の武器」に関して書いてるので↓のリンクからどうぞ。
あなたが他人に与える影響力を考えられる人になれることを願っています。
著者:ロバート・B・チャルディーニ
書籍名:影響力の武器 [第三版]
発売年:2014年
訳者:社会行動研究会
発行者:柴田敏樹
印刷者:日岐浩和
印刷所:株式会社誠信書房
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