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肥満の人が急増している理由を進化医学の観点から学び対策する

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こんにちは!

今回は「肥満の人が急増している理由を進化医学の観点から学び対策する」です。

「最近太っててたな~」
「街中で見かける人の半数以上がお腹出てるな」
など肥満に対して恐怖や疑問を持っているあなたに向けた記事です。

ちなみに私は、街中で肥満の人を見るたびに反面教師にして
筋トレやHIITや日々の食事に注意の意識を強めています。

反面教師にできる点で言えば肥満な人が多い世の中はありがたいですね(笑)
そんで痩せれば他の人との差別化ができて異性から良くみられたり………

記事を書くにあたり引用させていただいた本は、
パレオな男こと鈴木祐さんの「100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した 最高の体調」です。

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なぜ現代人には肥満な人が多いのか?

 

あなたは疑問に思ったことはありませんか?

学生時代は肥満でお腹が出ている人はクラスに数名しかいなかったのに
社会人になると視界に入る半分以上の人間がお腹が出ていることに。

もちろん、若い頃の代謝や運動量に比べて年を取ると衰える考え方もありますが、
それでも、25歳あたりでもうすでに身体が肥満へまっしぐらな人が多いと思いませんか?

25歳なんて大きな人生で考えれば1/4を少し過ぎたあたりで折り返し地点まですら遠いですよ。
暦で言えばまだ6~7月の春から夏に変わる季節にもう厚手のコートを着てるようなものです。

 

いったい何が現代人を肥満に導いているのか?
それは、異常なまでのカロリー摂取が原因となっています。

ファストフード・コンビニ飯・お菓子・料理(塩分・糖分が多い)
などなどが当たり前になっているのが肥満の原因なんです。

よく考えてみたらマヨラーなんて異常だと思いませんか?
マヨネーズをすするまでいかなくても
マヨネーズの代わりに「ソース」「塩」「砂糖」などに置き換えてみて下さい。

誰がそんな料理を食べたいと思いますか?
塩を単体で舐める場合でも熱中症対策で少量舐めるていどですよね?

いつから人間はおかしくなってしまったのか。

人間が異常な量のカロリーを好む理由

 

人間が異常なまでのカロリー摂取をしてしまっている原因はもちろんあります。

進化心理学の観点から鈴木祐さんの「最高の体調」で紹介されてる1文です。

進化医学から見ると、「肥満」は次のような解釈になります。
 第一に古代の環境には食料の保存や流通システムがないため、カロリーはもっとも貴重な資源です。そのなかで進化した人類は、自然と高カロリーな食事を好むように脳を作り変えてきました。

p25 第1章 文明病

 

さらに、肥満研究の第1人者であるブルース・キング教授の
2013年のレビュー論文では

人間の消化器官系・感覚(味覚・嗅覚)・脳の食欲中枢は200万年に発達し
古代の狩猟採取民の暮らしたt環境に適応している。
その時代はカロリーが少ない食品しかなく食事にありつけなかったこともあるので、
できるだけ高カロリーの食べ物を探すように進化した。

これが現代でも続いていると。
※レビュー論文の内容は一部省略しています。

要するに、
人間は昔カロリー摂取が難しい時代に生きていたからカロリーが大切だと身体が覚えていて
現代の人も同じようにカロリー摂取が大切だと思い高カロリーな食事を好む。

  

まぁバカバカしい話に聞こえるかもしれませんが、
目覚ましで人間が起きれるのも似たような考えですよね。

昔の人は野宿しているといつ猛獣に襲われるかわらかなかったので、
音に対して敏感になった。

音に敏感(警戒心)があることにより、目覚ましの音で体が反応し
目が覚めるというわけです。

少し前の時代ではどうだったのか?

 

いきなり現代人と古代人を比較されても,,,,,,,

と思う方のために少し前の時代
1890~1950年はどうだったのか?についてご紹介します。

まず、1950年あたりでの肥満者の数は
アメリカし疾病管理予防センターによると
10%を下回ると言われており
2010年になると35%にまで上がっていますよ言われています。

約60年で肥満者が25%も増えていることになりますね。

 

1890年までさかのぼると、
肥満者が「異常者」として見られていました。
なんなら見世物小屋で働かされていた記録があるぐらいです。

もし、1890年代の人が現代にタイムスリップしてきたら
世界は「異常者」に乗っ取られたと思うかもしれませんな。

サルの惑星ではなくデブの惑星の感覚で。

 

さぁ現代人と少し前の世代の人と比べただけでもこんなに大きな違いが出るとは
正直驚きましたね。

こう考えると、食べても太らないと言っている人って実は
食べてはいるけど高カロリーなものはそんなに食べていない可能性がありますね。

例えば、一緒に買い食いしている時は高カロリーなものを食べているように見えて
家では、野菜中心で油モノや加工食品が少ない食べ物を親が準備してくれているとか。

一人暮らしを始めてからスリムだった人が急に太り出すってのも納得がいきますね。

最後に

 

今回は現代人に肥満者が多い理由として高カロリーな食事を好むように脳が作られているのが原因でした。

 

記事を読んだ方は、肥満にならないためにはカロリーを抑える食事をすればいいのか?
と思うかもしれませんがそれだけではありません。

現代人が抱える文明病である肥満と戦うためには、
睡眠不足やストレス・体の炎症などなどとも戦わなくてはなりません。

もしあなたが肥満やストレスに対抗して
現代でも適応できる身体を作りたいと考えているなら
鈴木祐さんの「最高の体調」はおすすめの本です。

「最高の体調」を読んで肥満社会・ストレス社会と言われている現代を一緒に乗り越えませんか?

引用元情報
著者:鈴木祐
書籍名:100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した 最高の体調
発行年:2018年
発行所:株式会社クロスメディア・パブリッシング
発売所:株式会社インプレス
カバーデザイン:金澤浩二(cmD)

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