こんにちは!
今回はジョンJ.レイティWithエリック・ヘイガーマンの「脳を鍛えるには運動しかない!」です。
10万部以上も売れたベストセラーで運動の驚くべき効用で「成績アップ」「注意力の向上」「鬱の改善」「認知症の予防」を明らかにした名著から最強の脳トレについてご紹介します。
単純に賢くなりたい方や今以上のパフォーマンスを発揮したい方には必見の内容です。
最強の脳トレ方とは?
早速最強の脳トレをご紹介します。
最強の脳トレ方とは
「BMIと有酸素運動です」
※「BMI」とはボディマス指数のことで、体重と身長の関係から算出される人の肥満度を表す体格指数です。
「なんだ、運動かよ」と思ったそこのあなた帰るのはまだ早いですよ!
「脳を鍛えるには運動しかない!」では脳科学的に「ニューロン」や「脳由来神経栄養因子」が・・・・・・
と専門用語を使用し数多くの研究結果から考察してくれていますが、本ブログを読んでくださっている読者の方にはそこまでの詳細は求められてないと感じるので感覚的にわかりやすい例を挙げて「BMIと有酸素運動」が最強の脳トレという事をご紹介します。
そもそも、有酸素運動が脳を鍛えるのに良いのか?
有酸素運動なんて体(健康)には良いけど頭(脳)に良いなんて聞いたことがないと思います。
ですが、「脳を鍛えるには運動しかない!」ではとある学校に0時間目に体育を行っています。
普通の授業が始まる前に体育なんてしかも朝1番にやったら疲れて授業なんて聞く余裕がないなんて思う方が多いと思いますがこの考え方がそもそも間違っています。
ここでは「脳を鍛えるには運動しかない!」の研究結果の一部しかお伝えしませんが、以下のような結果を示しています。
ヒルマンが発見したのは、「間違えたとき、健康な子どもは心を落ち着かせ、つぎは間違えないようにする」ということだ。
p33 第一章 革命へようこそー運動と脳に関するケーススタディ
まず、ここで重要なのは「健康な子ども」という点です。
有酸素運動を行うことでBM等健康的な数値を良い状態に保つことで上記のような効果が見られます。
ただ、間違えを見直し次に失敗しないようにするだけではややインパクトに欠けるので、もう一つ事例を紹介します。
「脳を鍛えるには運動しかない!」で紹介している、0時間目を取り入れた学校はTIMSS(国際数学・理科教育動向調査)で理科で世界1位・数学は世界6位を獲得しています。
※TIMSSは学校や予備校で行った全国一斉テストの世界版と考えてもらって大丈夫です。
数学は世界6位と一見ぱっとしないように見えますが世界で6位ですよ!
もし、あなたが世界で6番目になろうとしてもそうそうなれるものではない順位です。
冒頭の方でも説明したように、「脳を鍛えるには運動しかない!」はもっと専門的な知識を用いて説明されてるので実際に本書を手に取っていただければ研究の内容や脳の構造を理解しよりこの結果に納得していただけるはずです。
※ちなみに専門用語や研究事例を数多く入れて説明されていますが、読みにくい本ではないで読む気力さえあれば読めるはずです。(個人的な感想です)
最後に
今回は最強の脳トレ方として「BMIと有酸素運動」をご紹介しました。
「脳を鍛えるには運動しかない!」の結果の部分だけを抜き取った形になってしまいましたが、それでも「成績アップ」したい「賢くなりたい」と考える人には机にかじりつく前に「有酸素運動」を取り入れより脳を良い状態に保ち勉強・脳を鍛えてほしいと思い今回の記事を書きました。
もし、本記事を読んできただき有酸素運動を取り入れようと考えている方には、
30分とりあえずウォーキングからスタートしてみて下さい。
いきなりランニング等高負荷のトレーニングを行うと運動自体に悪いイメージを持つ可能性があります。
もし、ウオーキング以外でもスポーツが好きな方ならそれでも大丈夫です。
楽しんで運動することも大切なので。
そして、運動を取り入れるなら是非「脳を鍛えるには運動しかない!」を読んでみて下さい。
運動がどのような仕組みで脳に良い影響を及ぼし、どんな恩恵があるのかを知ることでより運動の効果を高めることができますし、効果を知っているのと知らないのでは運動に対するモチベーションが変わってきます。
さらに、「脳を鍛えるには運動しかない!」では妊婦さんは実は運動をした方が胎児にとっても妊婦にとっても有益であるという報告もされています。
妊婦は運動なんて厳禁と周知の事実として知られていますが、それに訂正を唱えています。
本当に少しでも興味を持っていただければ読んでください。
これは、人生を変えるほどの力を持った本になるはずです。
健康は年収に換算すると2千万円以上の価値があると言われていますよ!

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方 [ ジョン・J.レイティー ]
引用元情報
著者:ジョンJ.レイティ/エリック・ヘイガーマン
書籍名:脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
発売年:2009年
訳者:野中香方子
発行者:森永公紀
発行所:NHK出版
コメント