こんばんは！
今回は、「ポジティブシンキングと自信は別物だった」です。
「困難に挑戦するとほどポジティブに」
「なりたい自分を想像することが大切」
などポジティブシンキングが好きなあなたに向けて書いた記事です。
情報元は、
ハイディ・グランド・ハルバーソンの
「やる気が上がるの８つのスイッチ」です。
ポジティブシンキングの真実
あなたは何か目標を達成しようとするときポジティブシンキングを使いますか？
ほとんどの人は困難に挑む時に
ポジティブシンキングを使用します。
「自分ならできる」
「目標を達成した自分を思い浮かべる」
など。
しかし、ポジティブシンキングで
成功をつかめるという結果を出した研究は今のところ無いようです。
なぜポジティブシンキングで成功や目標を達成できないのか？
それは、
ポジティブシンキングをする人ほど
失敗や障害に対して何も準備しないからです。
ポジティブシンキングをする人の特徴は
成功した自分を思い浮かべることです。
例えば、
プロサッカー選手になりたいから
自分がJリーガーになった姿だけを考え
日々の練習は疎かになったり、
1度練習でつまずくと自分には無理だとすぐに諦めてしまいます。
まぁ、キーパーがキーパーグローブをせずにプレイをしていて素手でボールを受けたから痛いと言ってるようなもんです。
ポジティブシンキングは、
未来の自分の姿を逆算して
障害や乗り越えるべき物に対しての対策をするから意味があるんです。
では、なぜポジティブシンキングがここまで人気になったのか？
ポジティブシンキングが人気な理由
ポジティブシンキングが世間で人気な理由が２つあります。
１つ目は、気分が良くなることです。
気分が良くなるとは、
なりたい自分を想像し満足してしまうことです。
例えば、
億万長者になりたいと考えると
億万長者になったら何を買おう？
どうな暮らしをしよう？
などと考えますよね？
あれもこれもと考え結局空想の中で満足してしまうことです。
本当は、
億万長者になってからよりも
どうやって億万長者になるのか？
を考える方が大切なにも関わらず
というわけで
ポジティブシンキングが人気の理由１つ目は
気分が良くなるからでした。
２つ目の理由は、面白い話が多いからです。
面白い話とは、
つまり物語がしっかり構成されているということです。
もう少し具体的に言うと
話が面白いってだけです。
人は基本的に物語が好きです。
科学者が論文を評価する際に
実験内容ではなく実験中に起きた物語を書いてる論文を評価する傾向があるぐらいです。
ゲーム（RPG）で例えると、
戦闘や育成が面白いゲームよりも
物語が面白ければ戦闘や育成はそこまで重要でないと思われるということです。
ポジティブシンキングも、
人が好きな「やればできる！！」をモチーフにして
ありもしない希望を信じ込ませるのが得意です。
もしあなたがポジティブシンキングにハマりそうなら
想像した目標の障害とその対策を考える方が有意義ですよ。
いままで、
「やればできる！」
「大丈夫じぶんならできる！」
と信じ込んで成功したのは何％ぐらいでした？
最後に
今回は、ポジティブシンキングと自信の違いについてご紹介しました。
情報元に使用した
ハイディ・グランド・ハルバーソンの「やる気が上がる８つのスイッチ」では
様々な性格ごとにモチベーションの上がりやすい方法を紹介してくれるおすすめの本です。
モチベーションを高めたい人は↓のリンクからどうぞ
あなたがポジティブシンキングの落とし穴にはまらないことを願っています。
引用元情報
著者：ハイディ・グラント・ハルバーソン
タイトル：やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学の成功の科学
発売年：2017年
訳者：林田レジリ浩文
発行所：株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
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