こんばんは!
今回は「先延ばしが多い人の特徴は【衝動性】に強い相関があった。」です。
「やらなきゃいけないことができない」
「いつも締め切りギリギリになる」
そんな先延ばし癖を持っているあなたに向けて書いた記事です。
情報元は
ピアーズ・スティールの「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」です。
先延ばしの原因は衝動性にあり!
あなたは先延ばしの癖を持っていますか?
先延ばし癖を持っていないと答える人の方が多いでしょう。
気づいたら動画を見ているスマホゲームをしているなんてざらじゃないですか?
現代で、多くのヒトは先延ばしの癖の原因を
「完璧主義」だと思い込んでいます。
なぜなら、完璧に物事をこなすのには労力がかかり
作業を始めるときに体調や環境が整っていないと始めれないヒトが多く見られるからです。
しかし、カウンセリング心理学者の
ロバート・スレーニーの研究で
先延ばし癖と完璧主義の関係は薄いと結果が出てしまいました。
では、先延ばしは何が原因でひきおこされるのか?
答えは、「衝動性」です。
衝動性とは、
せっかちで全てのものを今すぐ手に入れたいと思う思考です。
なぜ、衝動性と先延ばし癖に関連するのかと言うと
気になったことに注意を持っていかれるからです。
もっと具体的に言うと
今から勉強を始めようとしてるときに
Twitterが気になり1分だけと触ってしまい勉強が手につかなくなることです。
当たり前ですが、ダイエットに失敗するのも衝動性(ダイエットしたいと言う気持ちを先延ばしにする)が原因になります。
先延ばしは人間の本能?
先延ばしは衝動性、
様々なものに注意を向けそれを実行しようとすることで起こります。
しかし、人間は狩猟採集民時代を考えると1つのモノに集中するのが苦手なことがわかります。
なぜなら、1つモノに集中すると周囲の危険に気づけなくなり命を落とす危険があるからです。
人間が安全な暮らしを始めてからいうほど長い月日は流れていません。
人間の本能にも周囲に注意を向ける本能が残っています。
しかし、狩猟採集民時代でも1つのモノに注意を向けても大丈夫な時間がありました。
それは、獲物や捕食者を目の前にしたときです。
獲物を逃せば食料がなくなり
捕食者から目をそらせば殺されます
これらを回避するためにも人間は集中することが求められました。
では、現代では?
食料危機も無い
捕食者に命を狙われる心配もない
集中力が発揮できないのではないか?
大丈夫です。
とはいっても集中力を維持する方法を
続きで話すと長くなるの
気になるかたは是非
メンタリストDaiGoさんの
「自分を操る超集中力」という本を読んでみてください。
もしくは、
パレオな男こと鈴木祐さんの「ヤバい集中力」がおすすめです。
どちらも1時間ほどで読める読みやすく実践向きな内容になってますので
最後に
今回は先延ばしの原因についてご紹介しました。
集中力に関して本を読むのが難しい方は
私の過去記事のリンクも張っておくので↓からどうぞ。
あなたが衝動性に負けないことを願っています。
情報元
タイトル:ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか
著者:ピアーズ・スティール
発売年:2012年
訳者:池村千秋
発行者:小林圭太
発行所:株式会社CCCメディアハウス
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