今回は
書籍名:人生は20代で決まる 仕事・恋愛・将来設計
著者:メグ・ジェイ
訳者:小西 敦子
発行年:2016年
出版社:株式会社早川書房
の第2回「仕事編」を紹介していきます。
20代という海へ放り出されたあなたへ
あなたは何か目的を持って生きていますか?
例えば、
何歳までには年収〇〇〇万欲しい
こんな仕事をしたい
何か思い当たりましたか?
私はもちろん、大好きな人のライブに参加することを目的に生きてます!!
仕事など二の次と考えて生きてます(笑)
そのために転職もしましたし、副業もちょくちょくしています。
本を読んでブログでアウトプットも自分の生きる目的のためにやってます。
さぁあなたはどうですか?
誰かの言いなりになって進学や就職してませんか?
なんとなく有名だからという理由で進学や就職しませんか?
何でもいいです。
自分がこれだと思ったことを動いてみて下さい。
さてなぜ目的を持つことが大切なのか?
自己喪失の対策と個人資産の獲得
さてまずは自己喪失のお話から
勉強されている方なら「アイデンティティ・クライシス」と言った方が伝わりやすいですか?
「自己喪失=アイデンティティ・クライシス」とは自分が何なのかわからなくなることです。
何のために生まれて、何をして喜ぶ(某アンパンのマーチ風)
あなたは自分が何者かわかりますか?
まず自分が何者なのかもっと言えば、何をするために生まれてきたのか。
一度自分の価値観を考えてみて下さい。
生きてく上での道標になってくれるはずです。
さて次は個人資産についてです。
個人資産を言い換えるなら「アイデンティティ・キャピタル」です。
「個人資産=アイデンティティ・キャピタル」とは
『時間をかけて身につけた、自分の価値を高める経験やスキルのことであり、個人的資産です。
P53 1章 アイデンティティ・キャピタル より
自分自身に長い間、じゅうぶんな投資をした結果、自己の一部となったものです。』
あなたの個人資産色々ありますよね。
今までのアルバイトや学歴、仕事など。
その思いついた中で仕事や人間関係で自分が欲しものを得るために使えるものはありますか?
これから先あなたが何かをしたいと思ったときに必ず自身の個人資産を示す必要があります。
仕事やアルバイトの面接を考えてもらえるとイメージしやすいかもしれませんね。
どうですか?
今のあなたに就きたい仕事・欲しい給料の額・生きる目的を達成するために何を提示することができますか?
もし何も無いあなたには次のゆるいつながりが味方してくれるかもしれません。
似た者同士だけでは得られない物
この章で重要になってくるのは、「ゆるいつながりです」。
ゆるいつながりとは、殆ど話したことない仕事の同僚や顔見知り程度の友人、昔は仲が良かったがここ数年全く連絡を取ってない人、まだ出会っていない未来で出会う人のことを指します。
なぜゆるいつながりが大切かあなたはピンと来ますか?
その通りです。
ゆるいつながりは身内には無い考え方を提供してくれます
ではなぜ身内ではだめなのか?
例えば、
あなたのことを心配する人は居ても本気で否定する人は居ますか?
あなたの全く考えもしない何かを教えてくれますか?
仲が良すぎるとあなたとの仲が壊れるのが嫌・あなたが傷つくのが嫌など優しい心を持っている人が多いと思います。
あなたの上司の愚痴や会社の愚痴を共有する人も居ると思います。
そんな人に相談した時どうなると思いますか?
きっと、相談に乗ってくれてもしかしたら解決策を提示してもらえるかもしれないですね。
ただし、あなたに配慮を加えた意見ですが。
身内は辛い時、しんどい時心の傷を癒してくれる大切な人です。
ただし、迷ったり悩んだりした時は思い切って今まで接点のなかった「ゆるいつながり」を頼ってみて下さい。
身内の解決策はある程度予想できるはずですが、殆ど知らない人の解決策って興味ありませんか?
もしかしたら参考にならないような内容かもしれない。
もしかしたら自分の未来を変えるかもしれない内容かもしれない。
ただ、これだけだと絶対に「ゆるいつながり」が大切とは言えませんね。
そこでもう一つ「ゆるいつながり」の重要な役割を紹介しましょう。
それは、就職や転職した時に使える「会社に紹介してもらうことです」。
大学生の人は心当たり無いですか?
面識も無い卒業生にアポイントを取りその卒業生の入った会社に推薦してもらったこと。
もしなければ是非やってみて下さい。
何も無いあなたに対して面接官の向ける目が変わるはずです。
では、どうやってアポイントを取るのか?
急に連絡するなんて失礼ではないか?
そんなことは考えなくていいです。
もし推薦することを断られたとしてあなたに何か害はありますか?
「ゆるいつながり」を言い換えれば「ただの他人」です。
0だったものがそれ以上になるか0になるだけです。
勇気を出して欲しいものを勝ち取るか、縮じこまって現状維持をするかはあなた次第です。
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