こんにちは!
今回はジェレミー・ドノバンの「TEDトーク 世界最高のプレゼン術」の二回目です。
感動的なスピーチができるのは成功した人や有名人の特権ではありません。
実は誰もが感動的なスピーチができる素質を秘めています。
雑談が苦手や人の心を掴む話がしたい方にとっては必見です!
ちなみに前回の「TEDトーク」の記事をまだ読んでいない方は合わせてどうぞ。
「人前で話すのが楽になる一番簡単な方法とは?」→ https://hiroki-library.com/?p=123
普通の人生なんて存在しない
この記事を読んでいるあなたはもしかしたら、自分は平凡な人生を送ってきたから人に語るほどの体験なんて存在しないと思っていませんか?
そう考えているなら大変もったいないです。
人間1人が生きている間に起こった出来事の全てが誰かと同じではないはずです。
学生時代の過ごし方
家までの帰り道
家族の話
友人の話
どれをとってもあなたと同じ人は居ません。
「TEDトーク」から引用するのであれば
普通の人生にも、ところどころに普通ではない瞬間が訪れているのです。あなたのストーリだって、誰かにインスピレーションを与えるかもしれません。あとは、感情に訴える力を充分に発揮してストーリーを伝えられるようになればよいだけです。
p16 第1章 TEDの使命
この言葉を聞いたらあなたも色々な他の人が体験していないようなあなただけの体験を思い出しませんか?
私の場合だと…..
少し暗い話にはなりますが、中学生の頃にいわゆるカースト上位の人いじられてました。
いじられると書いてますが個人的にはいじめと大差ありませんでしたが。
一番嫌だったのは活舌が悪いことを執拗に真似され大勢の前でバカにされました。
その体験から人前で話すことはおろか友人と話す時も不安になり高校に入るころには人と話すのが苦痛になっていました。
高校には私をいじっていた人々は居ませんでしたが、トラウマは残り今でも誰かと話している時本当に言葉は伝わっているのか不安になったり動画やカラオケで自分の声が聞こえるのが本当に嫌でたまりません。
しかし、悪いことばかりでもありませんでした。
人と話さない時間は図書館に閉じこもり小説に没頭することができました。
今にして思えば小説の登場人物に感情移入するのがやたら上手になり共感能力が抜群に高くなったことや、人と話さない分勉強する時間も増えたので高校時代は市内の下から二番目の学校に通っていた私が関西では知らない人はいないぐらい偏差値の高い(たしか68ぐらい)の大学に指定校推薦を受けることができ合格することができました。
私がもし閉鎖的な人間になっていなかったら今頃何をしていたかはわかりませんが、どんな状況に陥ってもそこから這い上がるためのチャンスは残されているのだと実感しました。
なんて、物語が私の体験です。
正直あなたに刺さったかわかりません。
でもそれでいいんです。
万人に受ける話なんてこの世の中には無いのですから。
もしかしたら、あなたの話が誰かの人生を変えるかもしれません。
その逆で、あなたの話をバカにしてネタにする人も居るでしょう。
それでも誰かには必ず刺さります。
だから不安にならないでください、後は伝えるだけです。
ちなみに、考えたけど全然何の体験も思い浮かばないと思ったあなたは逆に体験が多すぎて選びきれていないだけです。
選びきれない時は、体験をカテゴリーごとに分けてみると見つけやすいかもしれません。
趣味の時間
仕事の時間
友人の時間
恋人の時間
もっと詳細でもいいです一度分類分けしてみればそれぞれに特別な体験があるはずです。
特に趣味や恋人・友人との始まりなんてのは人によって別々ですし、もしかしたら共感を持ってくれる人とすぐに仲良くなるかもしれませんよ。
何の体験を選んでも大丈夫です。
ただあなたが体験したワクワクとドキドキや悲しみや後悔を語ってみて下さい。
最後に
今回は、普通の人が感動的なスピーチをできる方法として人は必ず普通ではない瞬間が訪れるのでそれを体験として話す!でした。
どうですか?
あなたのお気に入りの体験思い出しましたか?
たまに自分の話ばっかりの人に話すと聞いてくれもしないし、あなたの自信を損なう可能性もありますが、落ち込まないでくださいね。
もともと人の話を聞く気が無い人に何を話しても無駄ですから。
刺さらない人もいるだけど刺さる人もいる。
本と似たようなもので、ある人には感動的なストーリーでもある人からは鼻で笑われバカにされます。
これさえ知っていればあなたは少しは前向きになれるかも知れませんね。
私自身絶対大丈夫とか根拠のない自信を持てとか言いたくないのでこんなメッセ―ジしか残せませんがご愛敬下さい。
TEDトーク 世界最高のプレゼン術 [ ジェレミー・ドノバン ]
引用元情報
書籍名:TEDトーク 世界最高のプレゼン術
著者:ジェレミー・ドノバン
訳者:中西真雄美
発行年:2013年
発行者:佐藤隆信
発行所:株式会社新潮社
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