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相関関係は根拠ではない「シナク」という考え方

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ジョン・ブロックマン
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こんにちは!

今回は、「相関関係は根拠ではない「シナク」という考え方」です。

「Aが原因でBが起こるのは正しい」
のように一方通行でしかものごとを考えられない人向けの記事です。

ちなみに、今回の内容は
「そんな考え方もあるのか」
ぐらいにとどめておくことをおすすめします。

 

記事を書くにあたり引用させていただいた本は、
ジョン・ブロックマンが編集した「天才科学者はこう考える」より
心理学者のスーザン・ブラックモアが書いた「相関関係は根拠ではないーシナカル思考」です。

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なぜ相関関係は根拠ではないといえるのか?

 

多くの科学的根拠は相関関係は0.5以上あれば根拠として扱われると思われているのにも関わらず、
なぜ相関関係は根拠ではないと言えるのか?

 

そのためにはまず、「シナク」という言葉について知る必要があります。

シナク(シナカル)とは?
どの要素が何を招くのか、その両方を招く別の要素があるのかといった問いを自分で立てることであり、それが社会的行為と地球上の生命の未来に多大な影響を及ぼすこと。

「シナク(シナカル)」は要するに批判的思考を考えることと同じです。

 

科学的に正しい根拠と言われるものがあれば、
シナク(シナカル)をもちいて
「AがBを招くのではないとすれば、BはAを招くのだろうか?
それともAとBの両方を招く他の要因があるのか?
それとも、AとBは実は同じという可能性もあるのか?
その他の可能性はないのか?」
のように一見正しいと思われている科学的根拠に対して批判的思考を考えます。

 

心理学者のスーザン・ブラックモアは私たちになじみの深い電車を例にして
シナク(シナカル)の思考を教えてくれています。

まず、駅のホームを思い浮かべて下さい。
人がホームに集まってきますね。
すると電車がやってきます。

これは、「人(A)」が集まったから「電車(B)」が来たのか?
それとも、「電車(B)」がやってくるから「人(A)」が集まるのか?
もしくは、「時刻表(C)」が「人(A)」と「電車(B)」をホームに集めるのか?

このようなシナク(シナカル)の基本的な考え方を紹介してくれました。

 

あなたは、電車の例を聞いてどう考えましたか?
バカな考えだと思いましたか?

電車の例だったので話は単純ですが、
以前にも記事で紹介した幽霊を信じるか?信じないか?
に置き換えてシナク(シナカル)について考えると話はややこしくなります。

幽霊についてシナク(シナカル)の思考を考えるときりがないので割愛しますが、
あなたも是非正しいと思っていることに対して
シナク(シナカル)を試してください。

今まで見えなかった答えが見つかるかもしれませんよ。

シナク(シナカル)思考は効果的なのか?

 

シナク(シナカル)思考は批判的に考える際に使えると紹介しましたが、
本当に効果的なのか?

シナク(シナカル)で考える時に一番重要なのは、
結果を招く原因は1つではないということです。

1番わかりやすいダイエットで考えてみてください。

「ダイエット方法(A)」を始めたから「体重が減った(B)」
これを基準に考えると
「体重が減った(B)」から「ダイエット方法(A)」は正しいのか?

それとも、「ダイエット方法(A)」に関係なく「筋トレ(C)」を始めたから?
それとも、「日常の運動レベルが上がった(D)」のおかげ?
※日常の運動レベルとは歩く距離や階段をつかうなどなど

それとも、ダイエットを気にしてから「食べるものを気にした(E)」から?

と考えると必ずしも「ダイエット方法(A)」の結果「体重が減った(B)」とはなりませんよね。

 

日常レベルでシナク(シナカル)を使用するには「A」「B」という観点だけでは足りません。
「C」「D」「E」といった他の可能性も考えなくてはなりません。

しかし、人間は新しく始めたことに注目してしまいます。
「A」を始めたから「B」を達成できたとついつい思いがちです。

起業家も「リスク(A)」を取ったから「成功(B)」した
というわけでは決してありません。
他の要因も必ず存在します。

では、「C」「D」「E」の原因を考えるのに必要なのは何なのか?
それは、自分のことをよく見るようする必要があると考えます。

いうなれば、「マインドフルネス」の感覚を持つことにより
自分のやっていること、自分の気持ち、考えを知り
今何を考えどんな行動をしているのかを無意識ではなく意識的に感じて下さい。

 

ダイエット中にお菓子を食べてしまったとき
買い物に行く前はお菓子は食べないと決めていたのに
買い物中になぜお菓子を買い
家で食べてしまったのか?
その時の自分の葛藤やどんな誘惑に負けたのかを
自分を見つめ考えだしてください。

「マインドフルネス」的な考え方ができれば
自分に対するシナク(シナカル)を使えるはずです。

そして、他人に対しても科学的根拠に対しても
おのずとシナク(シナカル)が使えるようになります。

 

恋愛相談を受けて
顔が悪いから見向きもしてもらえない
という相談に対して
顔だけではない、心も汚いのも原因の1つだと言えるようになるかもしれませんね。

最後に

 

今回は相関関係は根拠にならない理由としてシナク(シナカル)とういう考え方をご紹介しました。

 

冒頭にも言いましたが、シナク(シナカル)を使いすぎると思考の沼にハマり
出れなくなる可能性があるので使用するのはほどほどにすることをおすすめします。

私のように、生きるのがいいのか?死んだ方が楽なのか?みたいなところまで行きつきますから危険です。

 

今回のシナク(シナカル)のように普通の人が何も考えずに信じていることを
違う視点でとらえ新しい考え方をくれるのが、
ジョン・ブロックマンが編集した「天才科学者はこう考える」です。

一般人ではない天才の考えを取り入れたい人にとってはおすすめの本です。

引用元情報
編者:ジョン・ブロックマン
訳者:夏目大 花塚恵
発行年:2020年
発行所:ダイヤモンド社
装丁デザイン:竹内雄二
装丁画像:Paul Campbelll/iStock
本文・図版デザイン・DTP:松好那名
製作進行:ダイヤモンド・グラフィック社
印刷:信毎書籍印刷(本文)・新藤慶昌堂(カバー)
製本:川島製本所
編集協力:野口孝之
編集担当:上村晃大

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